若手ビジネスパーソンのためのクレジットカードガイド

20代~30代のためのクレジットカードTips

都内で車に乗れるのは年収2,000万円から

私には持たないと決めているものが3つある。自分で住む家(マイホーム)、腕時計、車だ。(腕時計に関しては、別のエントリで)

1,000万円単位の節約をしようと思えば、住宅・保険・車・投資(ギャンブル)を見直すしかありません。

旅行やファッション、趣味で1,000万円単位の支出をしている人はそもそも土俵が違います。そういう持てる者は、保険を見直している場合ではなく、もっと積極的な資産防衛が必要なのです。

それについてはまた後に述べるとして、今回は財布の小さな庶民にとっての大きな節約について。

昔、 医者をやっている友人に「俺も車買おうかな~」と遊びでいったところ、「あはは、都内で車に乗れるのは年収2000万からだよ」と言われた。その時は冗談だと思っていたが、今では彼の言葉の正確さに唸るばかりだ。

車に関しては、田舎でどうしても必要という人(こういう人は既に何かしらの車を持っている筈だから検討不要)以外は電車やバスを使えば何の問題もない。

一年にかかる車の費用を考えてみよう。100万円の車をローンで買うとする。

つまり最低でも6万円の札束が安定して羽をつけて飛んでいく計算になる。しかも、車は3年後にならなければ車は自分のものにならない。さらに任意保険や交通違反の罰金といういや~なオマケがつく。6万×12ヵ月=72万円

1日5,000円レンタカーだったら144回乗れてしまいます。

これなら2,000万円は必要ないんじゃない?と思われますが、話はこれでは終わりません。年間72万円は100万円の中古車を日暮里で乗る人の話ですから。

これが渋谷でスバルに乗る人だったら駐車場代は6万円、ローンは5倍(15万円)に跳ね上がります。そうなれば、月々の出費は25万円くらいになる。25万円が気にならない人は、きっと25万円貯蓄できるような人。以前のエントリから2割を貯金したとして月収は5倍と逆算されます。そうなると月給125万円=年収1,500万円。年収2,000万円説もあながち間違いではないことがわかります。